最新レポート「エンタープライズ AI と最新のデータアーキテクチャをめぐる状況」

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    AI 時代におけるリーダーシップ

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    この記事は、2025/5/8に公開された「Leading in the Age of AI」の翻訳です。

    AI が役員たちの間で定期的に話題になるにつれ、多くの経営幹部が戦略、ガバナンス、実装に関して重大な盲点に直面しています。AI をネイティブに使いこなせるユーザーはほとんど存在せず、多くが高いレベルの目標を実用的で説明責任のあるシステムに結びつけるのに苦労しています。

    その未来を探るために、天体物理学者から AI のソートリーダーに転向し、コンサルタント会社 XSAIA の CEO である Maya Dillon 博士を、ポットキャストThe AI Forecastにお招きしました。ホストを務める Paul Muller との対談の中で、Dillon 博士は AI における人間中心のリーダーシップの必要性と、AI がビジネスに与える全体的な影響を理解することの重要性を強調しています。

    両者の対談で挙がった重要なポイントをいくつかご紹介します。

    AIとは?共創の一形態

    Paul:あなたにとってAIとは何ですか?

    Maya:私にとって AI とは、共創を意味します。私個人についてもう少しお話しすると、履歴書には書かないような、クリエイティブな趣味があります。絵を描いたり、文章を書いたり、音楽を演奏したり。私にとって AI は、自分の声を強化してくれるものであってほしいと思って使っています。これは私が作り出す他のものでも同じことです。AI を取り入れて、アイデアを探したり、すでにあるものをレベルアップしたりするために活用しています。そのプロセスで、これは共創です。 

    これが AI が意味することだと考えます。AI はすでにそこにあるものを強化してくれます。「AI は人間の知性を増強するものだ」という格言をお聞きになったことがあると思います。これこそが、AI の存在意義です。AI とは、私たちの最高の側面を引き出して、成長させてくれるものです。 

    真のリーダーは「ただ導入する」というプレッシャーを捨て、AI に慎重にアプローチする

    Paul:AI の分野で勝者となるのは、最高の技術を持つ者ではなく、優れたリーダーシップを持つ者だという考えについてお話しされていますね。これについて詳しくお聞かせください。

    Maya:基本的に、AI ファーストのリーダーシップは、AI を単なる技術スタックとして捉えません。むしろ、戦略の観点から考えます。AI を採用する際、これを上手く活用する企業は、AI の全体的な影響を考慮します。 

    それで、通常何がよく起こるかというと、人々は AI を IT や研究開発の枠に入れ、なぜ導入したのに変革が起こらないのか、なぜ創造的破壊者とはならないのか、と首をかしげます。こうしたことは、AI プロジェクトの開発と実装を開始する時点で、すでに現状を変え、現状に挑戦しているために起こる現象です。AI の開発と構築には、特定の質問をする必要があります。「解決しようとしている問題は何か?」「どのようにそれを解決しようとしているのか?」「誰のためか?」「どのように展開され、実際にどのような影響があるか?」などです。 

    AI のリーダーは、ビジネスのあらゆる側面に関与します。このため、全体像を描いてリードしないと、常に連絡窓口から連絡窓口へ、場当たり的な対応に追われる羽目になります。そして、あったらいいと思う次の「最新テクノロジー」に翻弄され、周りが先を行く中、自分だけ遅れをとっているように感じられます。これは、他者が最も高速な、または最も洗練されたアルゴリズムを持っているからではありません。むしろ、今説明したように、AI を展開する人が誰であっても、X、Y、Z を達成するという見方を念頭に置いてソリューションを作成しているからです。 

    Paul:大きなプレッシャーの問題もあります。「何かを始めなければ、競合他社が始めてしまう。とにかく始めて、後で散らかったものを片付けよう」というような。なぜそうなるのか教えてください。直感的に、それは悪い考えではないように思えるのですが。

    Maya:その考え方が良くない理由は、AI は今や普及し広く浸透していて、あらゆる場面で使われており、ソリューションが企業だけでなく、人々の実際の生活にも影響を与えるからです。上手くいかなかった例、人命が影響を受けた例、評判が損なわれた例など、さまざまな事例を挙げるときりがありません。

    もうひとつの大きな理由は、このアプローチが評判に悪影響を与えるからです。あるビジネスリーダーは、評判を築くには20年かかった一方、失うのには2分しかかからなかったと言っています。そして、評判が損なわれると、その価値と無形資産への損失は計り知れません。

    メンターシップの力:上げ潮はすべての船を浮かび上がらせる

    Paul:メンタリングの重要性を常に発信されていますね。これからメンターになろうとする人や、メンターからの学びを希望する人 (メンティー) へのアドバイスはありますか?

    Maya:私はメンターとメンティーの両方を経験しました。誰かがメンタリングを求めてあなたのもとに来たときに、一つだけ忘れてはいけないことがあります。それは、「相手の成功はあなたの脅威ではない」ということです。成功とは限られたリソースを奪い合う「ゼロサムゲーム」だと今まで言われてきました。しかし、昔からある言葉に「他のキャンドルに火を灯しても、キャンドルの火は消えない」というものがありますが、まさにそのとおりです。

    本当のところ、自分が誰かの成功を後押しすることで、自分自身の成功にもつながります。もしも、「だめだ。もし他の人を助けると、私の仕事や機会が奪われてしまう」という「欠乏マインド」にとらわれてしまったら、その「欠乏マインド」に迎合してしまいます。そして私たちは、その思い込みのなかに自分自身を閉じ込めてしまうことになります。

    Maya Dillion 博士との対談の全編は、ポットキャスト番組「AI Forecast」をご確認ください。Apple PodcastsSpotifyYouTubeでお聴きいただけます。

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