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  • ―新たなSaaSオファリングは、素早く実装でき、使いやすく、価値あるインサイトを迅速に提供―

    ハイブリッド・データ・クラウドの実現を目指すCloudera株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:大澤 毅、以下 Cloudera)は、オールインワン・データレイクハウスSoftware as a Service(SaaS)のCloudera Data Platform(CDP)Oneの提供開始を発表しました。これにより、あらゆる種類のデータに対して、迅速で簡単なセルフサービス分析と探索的データサイエンスを実践できるようになります。CDP Oneは、シンプルでありながら強力なクラウドサービスであり、エンタープライズセキュリティと機械学習(ML)が組み込まれているため、クラウド、セキュリティ、監視の運用スタッフが不要となり、TCOを削減しリスクを低減します。データ実務担当者と開発エキスパートの両者の生産性を高めるように設計されているため、企業はビジネスインサイトを得るまでの時間を短縮し、イノベーションを推進して競合他社に先んじることができます。

    Ventana社の調査によると、ほぼ3/4の企業が、引き続きオンプレミスで分析やデータワークロードを実行しています。これらの企業が分析とデータにクラウドコンピューティングを使用しない主な理由には、セキュリティ、スキルやリソースの不足、規制の問題などが挙げられます。

    CDP Oneは、業界初のオールインワン・データレイクハウスSaaSオファリングとして、企業のクラウドへの移行や、既存のワークロードのモダンデータアーキテクチャへの移行を、より迅速、簡単、かつ低リスクで実現します。駆け出しのデータ実務担当者から熟練した開発者まで、誰もがローコードツール、ストリーミングデータ分析、MLを活用することができます。そして、安全で一元化された1台のデータプラットフォームを介して、データライフサイクル全体にわたってアドホックかつ高度にカスタマイズ可能な分析を実行できるようになります。 

    Clouderaの最高技術責任者であるRam Venkateshは、次のように述べています。「企業の全従業員が正しい判断を下すために必要なリアルタイムのインサイトを得るには、真にモダンなデータアーキテクチャをクラウドで構築することが求められます。多くの企業は、この変革を実現するためのリソース、時間、専門知識を持ち合わせていません。Clouderaの最新イノベーションであるCDP Oneは、この現状を根底からくつがえし、実装スケジュールを数か月から、場合によっては数年も短縮し、包括的なデータセキュリティを提供します。」

    Clouderaのアジア太平洋地域担当バイスプレジデントであるRemus Limは、次のように述べています。「アジア太平洋地域は、さまざまなセグメントがあり、ビジネスや制度的な環境もまったく異なる非均質な地域です。このため、セキュリティや規制の課題に対処しながら、デジタルトランスフォーメーションの取り組みとビジネスレジリエンスの構築を両立させることは、あらゆるグローバル企業にとって難しい課題となっています。また、技術系の人材不足にも直面しており、適切な能力を持った人材の雇用が困難な状況です。これらの課題に対処するために、斬新で革新的な方法を見つけることが最優先事項になっています。CDP Oneは、データサイロを排除し、運用とコストの効率化を促進する、安全で一元化されたデータプラットフォームをアジア太平洋地域の企業に提供します。洞察を得るまでの時間が短縮されたことで、企業はこの急速に変化する環境を乗り切り、人材不足に取り組み、スタグフレーションの悪影響と闘う際に、さらに有用な情報を得ることができます。」

    その実例となる企業が、出張管理を手がけるCWT社です。CWTのエンタープライズアーキテクトフォーデータ担当シニアディレクターのGordon Coale氏は、次のように述べています。「データレイクハウスを構築して、より多くのユーザーが複雑で機密性の高いデータを分析できるようにする必要がありました。しかし、それを管理する適切な専門知識や、追加の人材を雇用する時間はありませんでした。CDP Oneは、安全でコンプライアンスに準拠したグローバルなデータサイエンスと、高度な分析を迅速に提供する、まさに最適なタイミングで登場した最適なソリューションでした。CDP Oneは、わずか2日でデータを受け入れる準備ができ、一部のユースケースはわずか4週間で本番稼働を迎えました。また、スタッフを追加する必要はありませんでした。」

    IDC Asia/PacificでDatacenter Researchのリサーチディレクターを務めるWilliam Lee氏は、次のように述べています。「社内外にわたる多くの情報源からのデータの急増に伴い、組織は情報過多に悩まされ、ビッグデータ分析(BDA)が提供できる価値を効果的に活用することができなくなっています。意思決定を改善するには、最適な情報を含むデータモデルを開発・構築する必要があります。しかし、ほとんどの場合、そのリソースがあるのは大企業だけです。CDP Oneのようなオールインワンのデータクラウドソリューションは、導入後直ちに利用できるゼロOpsのデータレイクハウスとレポートカタログにより、幅広い業種やビジネスプロセスに対応することができます。このようなソリューションは、地域のスキルギャップに対処し、BDAの導入範囲を拡大し、データサイエンティストやエンジニアリングコミュニティだけでなく、より大規模なデータ組織全体でAI/MLアプリケーション開発を民主化します。」

    CDP Oneの発表は、ClouderaのISVパートナーであるTalendとの長年にわたる戦略的関係を継続すると共に、データ駆動型企業への道程でお客様を成功に導くという、両社共通の使命の継続を示しています。「膨大な量のデータが複数のクラウド環境やオンプレミスの拠点に拡散しているため、企業が高品質でよく管理されたデータ管理プロセスを確保することは極めて困難です」とTalendのグローバルチャネル&アライアンス担当バイスプレジデントであるRolf Heimes氏は述べています。「Talendの使いやすいデータ管理技術と、Clouderaの強力なデータおよび分析サービスを組み合わせることで、両社共通のお客様は、健全なデータを簡単に利用してビジネス成果を上げ、クラウドへの道程を加速させることができます。」

    CDP Oneは、問題の一部だけを解決する、限られた数の分析ツールにユーザーをロックインする他のソリューションとは異なり、以下のような特長を備えています。 

    • クラウドコンピューティング、クラウドストレージ、ML、ストリーミング分析、エンタープライズグレードのセキュリティを組み込んだ業界初のデータレイクハウスSaaSオファリング。
    • 運用やクラウドの専門知識を必要とせず、あらゆる種類のデータに対して、迅速かつ簡単なセルフサービス分析を可能にするZero Ops機能。
    • 「専用製品ベンダーやハイパースケーラーの専用サービスよりも優れている」と業界を代表するアナリストが評価した、分析と運用で使用されたものと同じClouderaの技術で構築。
    • DIYのクラウドソリューションと比較して、プラットフォーム、セキュリティ、サポートの初期設定と運用を含めた全体のTCOを20~35%削減。

    CDP Oneは、現在、ご契約のお客様にご利用いただいており、本年後半には広くご利用いただけるようになる予定です。

    詳細については、下記のリンクをご覧ください。
    https://www.cloudera.com/products/cloudera-data-platform/cdp-one.html

    • Clouderaについて

    Clouderaは、データの力によって、今日不可能なことを明日可能にできると信じ、ビッグデータの価値を世界に伝え、オープンソースコミュニティの絶え間ないイノベーションを原動力とする業界とエコシステムを作り上げました。Clouderaは、業界をリードする企業である世界中のあらゆるお客様の所有する複雑なデータについて明確かつ実用的な洞察に変換する力を提供します。企業はハイブリッド・データ・クラウドプラットフォームを通じ、データがどこにあるかにかかわらず、それを必要とする方々にお届けすることで、データ駆動型の未来を築くことが可能になります。詳しくはhttp://jp.cloudera.comをご覧ください。

    ※Clouderaとその他の関連する商標はCloudera Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名および製品名は一般に各社の商標です。