2020年10月
ペイウォールの拡張に関する最新情報
この発表は、Cloudera のソフトウェアサブスクリプションのペイウォールに関する内容です。
Cloudera は昨年、2019年11月よりバージョンアップデートや現行ソフトウェアのメンテナンスリリースを含むすべての新規リリースへのアクセスがペイウォール経由となることを発表しました。アクセスするためには、有効な Cloudera サブスクリプションが必要であり、認証情報の使用が求められます。
2021年1月31日から、すべての Cloudera ソフトウェアに有効なサブスクリプションが必要となり、アクセスはペイウォール経由のみとなります。これには、Cloudera Distribution Including Apache Hadoop (CDH)、Hortonworks Data Platform (HDP)、Data Flow (HDF/CDF)、Cloudera Data Science Workbench (CDSW) など Cloudera ディストリビューションの全レガシーバージョンが含まれます。ペイウォール経由のアクセスに関する情報は、ソフトウェアの種類とバージョン別のテクニカルドキュメントでご確認いただけます。また、本ドキュメントの「よくある質問」セクションで追加情報をご覧いただけます。
Cloudera は、データライフサイクルの管理とセキュリティの確保が可能なエンタープライズグレードのソフトウェアを提供しています。サブスクリプションにより、以下がご利用いただけるほか、さまざまなメリットを得られます。
- 入念なテストとセキュリティ強化を行った堅牢なソフトウェア
- バージョンアップデート、メンテナンスリリース、セキュリティパッチ、バグ修正
- 年中無休 24 時間対応の世界トップレベルのサポート
サブスクリプションのご購入をご希望の場合は、営業部までお問い合わせください。
よくある質問
Cloudera のペイウォールにアクセスするには何が必要ですか?
有効なライセンスキーとペイウォールの認証情報 (ユーザー名とパスワード) が必要です。どちらも、有効な Cloudera サブスクリプションに対して提供されます。
Cloudera パートナーのお客様には、どのような影響がありますか?
サブスクリプションプロセスに変更はありません。ペイウォールの拡張により、お客様は特定のバイナリファイルへのアクセスに認証情報が必要となります。
ペイウォール認証情報は、Cloudera ウェブサイト経由で入手できるソフトウェアにアクセスするのに使用するのと同じユーザー名とパスワードですか?
いいえ、ペイウォール認証情報は、ペイウォール固有のものです。
有効なサブスクリプションを保有していますが、ペイウォールにまだアクセスしていません。情報はどこにありますか?
情報はテクニカルドキュメントに含まれます。例えば、Cloudera Data Platform プライベートクラウドベースへのアクセスに関して、以下がドキュメントに記載されています。
現在 Cloudera トライアル版を利用中ですが、これに影響がありますか?
トライアル期間の終了後、ソフトウェアの利用を続けるには、有効なサブスクリプションが必要となります。トライアルライセンスの詳しい情報については、こちらをご覧ください。
ソースコードはペイウォールで保護されますか?
いいえ、現時点では、ペイウォールで保護されるのはバイナリファイルのみです。
サブスクリプションの有効期限が切れた後は、どうなりますか?
サポート、今後のリリース、セキュリティ関連の修正やその他のパッチにアクセスできなくなります。さらに、ライセンスの有効期限が切れた後は、Cloudera Manager 管理者コンソールにアクセスできなくなり、有効なライセンスがアップロードされるまでクラスタ管理を行えなくなります。ただし、クラスタは引き続き機能し、データはそのまま保存され、ワークロードは中断なく実行が継続されます。