最新レポート「エンタープライズ AI と最新のデータアーキテクチャをめぐる状況」

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  • CDPにより、あらゆるクラウド環境であらゆる分析機能が使えるようになり、ビジネスが求めるスピードや俊敏性と、エンタープライズに必要なセキュリティとガバナンスを実現

    (本リリースは、米国時間2019年9月24日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちら (英語) をご覧ください。)

    エンタープライズ・データ・クラウド・カンパニーのCloudera, Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト市、CEO: Martin Cole (マーティン・コール)、NYSE:CLDR、以下、Cloudera) は本日、「Cloudera Data Platform (CDP) 」の提供を開始しました。CDPは、導入、管理、活用が容易な統合型のデータプラットフォームです。本製品は、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境を対象に、セルフサービス型の強力な分析機能を提供しつつ、IT部門のリーダーが求めるきめ細かなセキュリティおよびガバナンスポリシーを実現します。CDPは、エンタープライズデータに対する新たなアプローチであり、エッジからAIまで、あらゆる分析機能に対応します。

    エンタープライズIT環境でCloudera Data Platformを使用することで、あらゆるクラウド環境のビジネスにAaaS (Analytics-as-a-service) として分析サービスを提供しつつ、充実したデータセキュリティやリネージュ (来歴管理) 機能によってリスクを最小限に抑えることが可能です。以下の4つの重要な側面で、CDPは他のデータプラットフォームや分析サービスとは一線を画しています。

    1. あらゆるクラウドに対応:オンプレミス、ハイブリッドクラウド、プライベートクラウド、複数のパブリッククラウドの環境において、データの管理、分析、検証に対応する最高の選択肢と柔軟性を提供します。
    2. マルチ機能の搭載:データフローおよびストリーミング、データエンジニアリング、データウェアハウス、オペレーショナルデータベース、機械学習の5つの新たなセルフサービス体験によって、一般的に使われているアプリケーションの導入に要する時間と労力を削減します。
    3. セキュリティとガバナンス:共有データ体験 (SDX) 技術を利用して、あらゆるクラウド環境の多様なエンタープライズデータのセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスを簡素化します。SDXによって、これまで数週間を要したセキュアなデータレイクの作成を数時間で容易に行えるだけでなく、「set it and forget it(設定すれば後はお任せ)」の利便性により、面倒なスクリプト作成が不要となります。
    4. オープン:100%オープンソース、オープンコンピュート、オープンストレージ、オープンな統合を特長としており、迅速なイノベーションを実現しつつ、ベンダーロックインから企業を解放します。

    Clouderaの最高製品責任者であるArun C. Murthyは、次のように述べています。「Cloudera Data Platformにより、IT部門はハイブリッド・データ・アーキテクチャを採用して、これまで数日から数週間かかっていたクラウドのデータレイクの設定を数時間に短縮するだけでなく、エンタープライズグレードのセキュリティとガバナンスを実現できます。ビジネスユーザーには、使い勝手に優れたクラウドネイティブの多機能分析を提供し、スピードと俊敏性に対するニーズに応えます。」

    451 Research社のデータ・AI・分析チャネル部門シニアアナリストであるJames Curtis氏は、次のように述べています。「企業はデータプラットフォーム技術の採用を急ピッチで進めており、分析作業を推進するためにクラウド環境の検証を熱望していますが、その多くはすべてのデータを活用してより良いビジネス成果を達成しようとする際に課題に直面しています。新たに登場するCloudera Data Platformなどのソリューションにより、企業はデータの保存場所に関わらず、複数のクラウドを横断して複雑なデータプロセスを処理し、データガバナンスを管理して、多機能分析を実現できます。」

    Cloudera Data Platformの新サービス

    Cloudera Data Platformによって、企業は共通のセキュリティ、ガバナンス、メタデータを通じ、オンプレミスからパブリック、ハイブリッドクラウド環境まで、あらゆる場所に存在するデータを容易に管理できます。クラウドベースの新サービスにより、かつてないデータや分析機能に対する設計上安全なセルフサービスアクセスを、ビジネスアナリスト、データサイエンティスト、IT部門、開発者に提供します。CDP提供開始の一環として、Clouderaは企業のIT部門を支援する、以下の3つの新たなクラウドサービスを発表します。

    1. Cloudera Data Warehouse:ビジネスアナリストのチームが、エンタープライズデータへの安全なセルフサービスアクセスを使って、データウェアハウスを迅速かつ容易に導入できるように支援するクラウドネイティブのサービスです。
    2. Cloudera Machine Learning:データサイエンティストのチームが、エンタープライズデータへの安全なセルフサービスアクセスを使って、コラボレーティブな機械学習ワークスペースを迅速かつ容易に導入できるよう支援するクラウドネイティブのサービスです。
    3. Cloudera Data Hub: IT部門と開発者が、エンタープライズデータへの安全なセルフサービスアクセスを使って、多様なユースケースをサポートするカスタム・ビジネスアプリケーションを迅速・容易に構築できるように支援するクラウドネイティブのデータ管理および分析サービスです。

    こうしたクラス最高の新サービスを活用することで、企業は社内データの価値を最大限に引き出し、複雑なデータから明確で実用的な洞察を生み出すことができると考えています。

    Clouderaのパートナーと顧客企業による支持を得た「CDP」

    Accenture Technologyのグループ技術責任者兼グローバル・データ・ビジネス責任者であるSanjeev Vohra氏は、次のように述べています。「当社のお客様が求めているのは、複数のクラウドプロバイダー間でデータとワークロードを移行しつつ、オンプレミスのデータも融合することで、データのパワーを活かすことができるソリューションです。Cloudera Data Platformがもたらすオープンかつスケーラブルなエンタープライズデータのアプローチは、技術およびコストの両面において柔軟性をもたらします。これにより、有益かつ効率的なデータを提供することで、クラウド戦略とエンタープライズデータ戦略の連携を図るだけでなく、変革の成果を生み出せるようお客様を支援できます。」

    IBMのData and AI担当ジェネラルマネージャーであるRob Thomas氏は、次のように述べています。「IBMのすべてのエンタープライズのお客様が、AIジャーニーを進んでいます。しかし、データのライフサイクル管理に始まるIA (情報アーキテクチャ) なくしてAIはありえません。ハイブリッド・マルチクラウド環境は、いったん構築すれば、エンタープライズ内のあらゆる場所から実行できるもので、Cloudera Data PlatformとIBM Cloud Pak for Dataの組み合わせは、包括的な解答/ソリューション/情報アーキテクチャを実現します。IBMとClouderaの役割は、お客様が分析を体系化してガバナンスを実現し、インサイトを引き出せるよう支援することであり、Clouderaとの協力により、AIジャーニー全体におけるお客様の支援を目指しています。」

    Cloudera Data Platformは、グローバルな製薬会社のGlaxoSmithKline (GSK) 社に計り知れない利益をもたらす予定です。GSK社のプラットフォーム、エンジニアリング、イノベーション、サポート担当シニアディレクター兼グローバル責任者であるRanjith Raghunath氏は、次のように述べています。「当社がClouderaを活用する主な理由の1つは、エンタープライズクラスのセキュリティです。Cloudera SDX機能を活用することで、すべてのメタデータとポリシー情報を一元管理できます。」

    フィリピンをリードする通信サービス・プロバイダーのGlobe Telecom社は、顧客体験のより効果的なパーソナライズ化に向けて、Cloudera Data Platformを活用します。Globe Telecom社の最高技術・情報責任者兼最高戦略責任者であるGil Genio氏は、次のように述べています。「Cloudera Data Platformによって、当社は自社データを管理し、分析内容を解釈し、お客様のセグメント化に合わせて得られたインサイトを実行に移せるようになり、おかげでお客様が当社サービスの存在を知り、購入・利用する状況をより効果的に作り出すことができます。」

    提供時期と価格設定

    Cloudera Data Warehouse、Cloudera Machine Learning、Cloudera Data Hubの各種クラウドサービスは、AWS環境に対応しており、価格はインスタンスの種類とCPU、GPU、RAMの各種オプションに基づき、時間単位で設定されています。オンプレミスのCDPソフトウェアオプションであるCDP Data Centerは現在、一部の顧客企業向けの技術プレビュー版を提供しており、一般提供開始は年内を予定しています。年間サブスクリプション価格は、1ノードあたり1万ドルからとなっています。詳細については、Cloudera.comの価格ページをご参照ください。

     

    Cloudera最高マーケティング責任者 Mick Hollisonが語る、Cloudera Data Platformのメリット

    動画 (https://vimeo.com/360958281)


    参考資料 (英語)

    New Study Proves Current Enterprise Data Strategies Ineffective

    Cloudera Data Platform

    Cloudera Data Warehouse

    Cloudera Machine Learning

    Cloudera Data Hub

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    【報道関係の方からのお問い合せ先】

    • Cloudera広報事務局 (ホフマンジャパン株式会社内)
      担当: 上田 / 松田 / 田中
      Tel: 03-5159-5750
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