Dell ObjectScaleとClouderaの認定により、顧客はデータが存在するあらゆる場所でメタデータのガバナンスと低遅延のアクセスを備えたコンピューティングが可能に
あらゆる場所のデータにAIを提供する唯一の企業 Cloudera株式会社(所在地:東京都中央区、社長執行役員 山賀裕二)は、Dell ObjectScaleとClouderaの統合を発表しました。これにより両社が提供するAI-in-a-Boxはさらに進化し、スケール、ガバナンス、そして経済的透明性を備えた包括的なプライベートAIプラットフォームを実現します。今回の協業により、両社の顧客が完全に検証済みで統合されたデータプラットフォームを活用し、Dell TechnologiesのObjectScaleストレージに対してClouderaのすべてのコンピュートエンジンを直接実行することが可能になります。Clouderaは9月25日、ニューヨークのGlasshouseで開催した主要なAIとデータのイベント「Cloudera EVOLVE25」において、このプライベートAIプラットフォームを発表しました。
エンタープライズAIの成功を妨げる最大の課題の一つは、データの所在とそのアクセス方法をめぐる複雑さです。Clouderaが発表した最新の調査レポート「The Evolution of AI: The State of Enterprise AI and Data Architecture」によると、ITリーダーは依然として多様なストレージアーキテクチャを利用しています。回答者の63%はプライベートクラウド、52%はパブリッククラウド、42%はデータウェアハウスを利用していると答えました。エンタープライズデータの100%を、その形態や所在を問わず、安全かつ効果的に管理できなければ、組織がワークロードにAIを適用して十分に情報に基づいた戦略的な意思決定を行うことは不可能です。
これらの課題に対応するため、ClouderaはDellと協業し、両社の顧客が構造化・非構造化を問わずすべてのデータを一元的に保存し、安全かつ迅速にアクセスできるようにしました。あらゆる場所のデータにAIをもたらす唯一のデータ&AIプラットフォーム企業であるClouderaは、明確なルール、セキュリティ、ガバナンスに基づいて企業がデータを整理できるよう支援します。さらに、この協業によりClouderaユーザーはDell ObjectScaleをS3互換オブジェクトストアとしてAIワークロードに活用できます:
Cloudera AI Workbench:ガバナンスの効いたデータを使用してAIモデルを構築、トレーニング、改良するための安全な環境。
Cloudera Inference Service:これらのAIモデルを大規模に効率的かつ低コストで展開・利用するための仕組み。
Cloudera Agent Studio:ビジネスオペレーション全体にわたりタスクを自動化できるスマートAIエージェントを設計・活用するツール。
Dell TechnologiesのAIインフラ分野におけるリーダーシップと、ClouderaのセキュアなデータプラットフォームおよびAIツールが融合することで、完全なプライベートAIシステムが構築され、企業に大きなビジネス価値をもたらします。企業はAI導入を迅速に開始し、全体のコストを削減し、AIシステムを完全に信頼できるようになります。これは、規制の厳しい業界において特に重要です。本ソリューションは、データ移動の課題を克服し、AIをより手の届きやすいものとし、AIタスク管理を簡素化し、プライベートAIエージェントを信頼性と効率性をもって展開する力を企業に提供します。
Clouderaの最高戦略責任者(CSO)、アバース・リッキー(Abhas Ricky)は次のように述べています。「企業は成長に合わせて拡張でき、データを安全に守り、明確で予測可能なコスト構造を備えたAIシステムを必要としています。Dell ObjectScaleとClouderaを組み合わせることで、組織はセキュアなデータを用いてAIユースケースを産業レベルで実現し、効率的に展開し、スマートエージェントを創出できます。それも、隠れたコストのない予測可能な経済性をのもとで可能になります。これは大企業がAIを実用化し、インテリジェントエージェントを生み出すための最も迅速かつ信頼性の高い方法です。Clouderaは、ガバナンスの効いたエンタープライズデータをモダンなストレージ上のAIサービスと統合できる唯一の企業であり、ガバナンス、パフォーマンス、経済性の明確さを産業スケールで兼ね備えた唯一のプライベートAIプラットフォームを提供します」
Dell TechnologiesのISGプロダクトマネジメント担当シニアバイスプレジデント、トラビス・ビジル(Travis Vigil)氏は次のように述べています。「今回の協業は、顧客がデータを管理・拡張する際により柔軟性を得られるようにするという、私たちの共通の取り組みを体現するものです。Dell ObjectScaleがClouderaと統合されたことで、顧客がストレージとAIをより密接に結びつけ、ビジネス成長を促すよりスマートで迅速な意思決定を実現できるよう支援しています」
Cloudera の Private AI プラットフォームと Dell ObjectScale についての詳細は、こちらよりご確認いただけます。
Cloudera について
Clouderaは、あらゆる場所に存在するデータにAIを提供する唯一のデータ&AIプラットフォーム企業として、大手企業から高い信頼を得ています。実績あるオープンソース基盤を活用し、パブリッククラウド、データセンター、エッジを統合する一貫したクラウド体験を提供します。ビッグデータのパイオニアとして、Clouderaは企業があらゆる形態のデータを100%活用し、AIを適用するとともに制御できるよう支援します。これにより、統合されたセキュリティとガバナンス、そしてリアルタイムの予測的インサイトを提供します。世界中のあらゆる業界の大手組織が、意思決定の高度化、収益性の向上、脅威への対策、そして人命の保護のために、Clouderaを活用しています。
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