米国サンノゼ、「Strata Data Conference」発 - クラウド環境に最適化された機械学習と分析向けの最先端プラットフォームを提供するCloudera, Inc. (本社:米国カリフォルニア州パロアルト市、CEO: Tom Reilly(トム・ライリー)/以下、Cloudera) は本日、業界初の機械学習および分析用Platform-as-a-Service (PaaS) として、共通データカタログを採用し、社内データのビジネスコンテキストを引き出す「Cloudera Altus with SDX」を発表しました。

Cloudera Altusは、複数のデータ分析機能とアプローチの連携が要求される、価値の高いビジネスユースケースに幅広く対応します。SDXにより、これらの分析機能の連携が可能となり、異なるソースからのデータを結合して、一貫性の高い実用的な単一のイメージを生みだします。ユースケースの例としては、顧客へすべき最適な提案、IoTの予知保全、高度な脅威検知などに関する複雑な質問への回答が挙げられます。

SDXにより、Data Engineering、Analytic Database (ベータ版)、近日提供予定のData ScienceなどのAltusクラウドサービスは、信頼性の高い共通データ機能を使ってデータへのセキュアなアクセスが可能になります。機械学習と分析のあらゆるサービスとユーザーには、信頼性の高い単一のメタデータのソースが提供されます。Altusは、クラウドのシンプルな運用とスケールをビッグデータ分析にもたらすもので、複数の分析サービスを確実に利用できるようにすることで、自社のビジネスデータの価値を引き出すことができます。Altusはシンプルなワークロード管理、ガバナンス、セキュリティによってITコントロールを実現しつつ、個々のユーザーに合ったセルフサービスのデータアクセスと、使い慣れたツールの利用を提供することで、エンドユーザーのニーズに応えます。

業界アナリストは、エンタープライズ企業で増大する問題として、ビッグデータ分析用クラウドの無秩序な広がりを指摘しています。無秩序に乱立するモデルや断片的なアプローチは通常、対象範囲が非常に狭く、また社内で管理できるほどの拡張性には対応していないため、個々のチームがそれぞれ立ち上げるクラウドサービスは「シャドーIT」として、ITや組織上の課題となっています。さらにこの結果、データの複製とアクセスにガバナンスを欠くこととなり、コストや労力の増大、コンプライアンス上の課題も発生します。

“IDC MarketScape: Asia/Pacific Big Data and Analytics Platform 2017 Vendor Analysis”レポートには、以下のように記載されています。「ビッグデータや分析、コグニティブ・コンピューティングへの投資を検討中の、複数の事業部門からなるITユーザーは、2017年以降、それぞれのビジネスユニット内で複数のユースケースを検討する必要が生じています。ビッグデータ分析は、個々のビジネスユニットがそれぞれの環境下でビッグデータ分析ソリューションを採用し、いち早く活用できることから、投資対効果 (ROI) の高さと比較的使いやすい点で評価を確立しています。共通の課題として挙げられるのは、そこで得られた成功をより多くの事業部門や機能グループに拡大・再現しようとする点にあります。」

著名なデータ分析サービスの場合、他のクラウドデータサービスとの連携は念頭に置いておらず、単一目的のワークロードのみをサポートしているため、こうしたビジネスユースケースについては、解決能力が不足しています。あるデータを手作業で別のサービスに移し、新しいフォーマットで保存し、使用ポリシーを再定義しなければならないケースも多く、多大な労力とリスクを伴います。こうした分析サービスを統合しようとすると、高コストなカスタム開発業務が必要となり、結果的にパフォーマンスの悪化、一貫性を欠くユーザー体験、セキュリティやガバナンスの問題が発生する可能性があります。

Clouderaのクラウドビジネスユニット担当ジェネラルマネージャーであるVikram Makhijaは、次のように述べています。「Cloudera Altus with SDXを使用することで、多機能の分析ユースケースをクラウド上で構築・管理し、データエンジニアリング、IoT、顧客/オペレーション分析の機能と、機械学習を連携することができます。Clouderaは、企業が社内データの価値を十分に活用することのできる、高い実績を持つソリューションです。Clouderaの機械学習および分析用の最先端プラットフォームは、シンプルな運用とスケールを特長とし、分析クラウドの無秩序な広がりに対する問題を回避できます。」

2017年9月に発表されたCloudera SDXにより、多機能データのユースケースは、より簡単な開発、より低価格での導入、より一貫したセキュリティ保護が可能となりました。SDXは、モジュール型のソフトウェアフレームワークとして、スキーマ、セキュリティ、ガバナンス、データの取り組みなどの、集中型の一貫したフレームワークを導入します。これによって、データの共有セットまたは重複セットに対して、多数の顧客アプリケーションを実行できます。SDXは現在、Cloudera Enterprise向けの自己管理型のリファレンスアーキテクチャとして提供されていますが、今後はCloudera Altusでも提供されることで、高価値・多機能データのユースケースの構築がこれまで以上に簡単になります。

Altus:強化と拡張

AltusはAmazon Web Services (AWS) インフラストラクチャで動作し、Microsoft Azureインフラストラクチャにはベータ版で対応します。Altusクラウドサービスは、以下の製品で構成されます。

  • Altus Data Engineeringは、ジョブ特化型のプラットフォームであり、クラウド上の分析・データサイエンス用に、ETL (Extract/Transform/Load) とデータの準備を促進するものです。本製品によって、リソースの割り当て、ジョブの作成、ユーザーのトラブルシューティングを簡単に行えます。より緊密に統合された水平型PaaSの一要素として、分析とデータサイエンスの多様なユースケースをサポートします。Altus SDK for Javaにより、データエンジニアリングのワークロード向けに、PaaSをプログラムで活用する手段が得られます。
  • Altus Analytic DB (ベータ版) は、独自のクラウドスケールアーキテクチャを通じ、複雑で高コストなデータ移動を排除することで、ウェアハウスをデータに対応させた初のデータウェアハウス向けサービスです。即時的なセルフサービスのBIとSQL分析を、誰もが簡単、確実、セキュアに行うことが可能です。さらに、SDXを活用することで、アナリスト、データサイエンティスト、データエンジニアなどは、各自の使い慣れたツール (SQL、Python、R) を使用し、データの移動を一切行うことなく、同一のデータとカタログを利用できます。
  • Altus Data Science (ベータ版を近日提供予定) は、データサイエンスチームを対象とした、高度なアナリティクスと機械学習用のオンデマンドのPython/Rサービスです。サーバーレスのユーザー体験により、データサイエンスチームは、より多くの時間を価値の創造に費やし、DevOpsへの時間を短縮できます。本製品は、セキュリティ、ガバナンス、データの取り組み、データカタログ作成の各種サービスに関する、共通のフレームワークで動作します。この結果、データサイエンスと分析データベース機能やデータエンジニアリング機能の連携が簡単になり、包括的な分析ソリューションが実現します。

Zoomdata社の最高経営責任者であるNick Halsey氏は、次のように述べています。「当社とClouderaとのパートナーシップにより、お客様には、クラウドベースの分析機能の導入・管理について、より簡単で統合された、エンタープライズグレードのアプローチをご利用いただけます。複数のパブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドと、ベアメタル構成など、あらゆるタイプの導入環境を対象に、ビッグデータ分析の共有体験をお届けすることで、両者は今後もお客様をサポートしていきます。」

Cloudera Altusの提供について

  • Altus Data Engineering on AWS
  • Altus with SDX
  • Altus Analytic DB (現在はAWS向けにベータ版を提供)
  • Altus Data Science (ベータ版を近日提供予定)
  • Altus Data Engineering (Microsoft Azure向けベータ版)

詳細情報またはリファレンスアーキテクチャの参照は、https://www.cloudera.com/products/altus.htmlをご覧ください。

 

■ Clouderaについて

Clouderaは、データの力によって、今日不可能なことを明日可能にできると考え、明確でかつ行動につながるインサイトを複雑なデータの中から得ようとする企業を支援し、クラウドに最適化された機械学習および高度な分析のための最先端のプラットフォームを提供します。Clouderaは最も困難なビジネス上の課題を解決する際のパートナーとして世界中の大企業から信頼を得ています。詳細については、http://jp.cloudera.comをご覧ください。

Clouderaに関する情報は、下記でご覧いただけます。

・Clouderaウェブサイト:http://jp.cloudera.com
・日本公式ブログ:https://blog.cloudera.co.jp/
・Twitter: https://twitter.com/clouderajp
・Facebook:https://www.facebook.com/cloudera

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