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  • ノード数 3,500、データ量 290 ペタバイト、1 日のデータワークロード 15 万件に上る LINE が
    初めて CDP Private Cloud Base に Apache Iceberg を導入

    ハイブリッド・データ・クラウドの実現を目指す Cloudera 株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:大澤 毅、以下 Cloudera)は、日本の主要通信サービスプロバイダーであるLINE 株式会社との最大規模の協業を発表しました。LINE はビッグデータおよびデジタルトランスフォーメーションの取り組みのほか、データドリブンのテクニカルサービスおよびプロフェッショナルサービスの開発を支える基盤として Cloudera を採用しました。Cloudera Data Platform(CDP)によって、日々の運用負担の軽減、ユーザーエクスペリエンスの向上、データ民主化の推進、データセキュリティおよびガバナンスの強化の実現が可能となりました。

    LINE は現在、ノード数 3,500、データ量 290 PB、1 日のワークロード 15 万以上の世界最大級の Cloudera 導入環境で、全社規模のビッグデータプラットフォームを通じデータを大規模に管理・分析しています。また、ビッグデータの運用・管理に問題が発生した場合の解決時間が 50 % 以下に短縮され、大規模なデータエンジニアリングチームの必要性が低下しました。

    LINE はユーザー企業として世界で初めてオンプレミスの CDP に Apache Iceberg を導入しました。Clouderaは、Apache Iceberg や Apache Ozone などの最新テクノロジーを導入するためのサポートを提供するとともに、自社のソリューション開発部門に加え欧州および米国の主要ビッグデータ企業との連携も積極的に行っています。 

    Cloudera はオープンソースコミュニティでの活動を通じて、CDP ユーザーが Apache Iceberg や Apache Ozone などの最新テクノロジーを導入できるよう支援しています。Apache Iceberg は Apache Software Foundation が開発した 100 % オープンの高パフォーマンスフォーマットであり、大規模な分析テーブル向けに業界で広く採用されています。Apache Ozone はファイルの大小を問わず同様に効率的に管理でき、さまざまなアクティビティに対応するキーバリューストアであり、CDP ユーザーの運用負担をさらに軽減してクラスターパフォーマンスを向上させます。

    IDC Asia Pacific で Cloud Services and Software リサーチグループのリサーチディレクターを務める Daphne Chung 氏は次のように述べています。「IDC の観測では、企業にデータドリブンを目指す動きが見られます。マルチクラウド/ハイブリッドクラウド環境を横断したデータ管理、データアクセスは、企業の目標達成に不可欠な優先事項です。積極的なデータ移行とコスト最適化、またデータを活用したビジネス目標達成のために、マルチクラウド・データ・ロジスティクス・プラットフォームの導入に取り組む企業は今後ますます増加するでしょう。」

    LINE 株式会社で最高データ責任者を務める Figen Ulgen 氏は、CDP への移行とその後のデータ管理能力の向上について次のように述べています。「CDP への移行により、安全かつ高い運用効率でデータの民主化を実現でき、それが当社の重要な競争優位性となっています。今回の拡張性と柔軟性の強化により、Cloudera を信頼して、Apache Iceberg の導入を含む拡張性の高い Data Platform を継続的に構築し、競争優位性と優れたユーザーサービスをさらに高めていきたいと考えています。」

    Cloudera 株式会社で社長執行役員を務める大澤毅は、LINE への実装について次のように述べています。「あらゆるソースからの膨大な構造化および非構造化データ、また社内のさまざまなデータアプリケーションのセキュアな管理において、LINE 社にご協力できることを光栄に思います。Cloudera のハイブリッドデータ管理機能と高パフォーマンスのオープンソースデータ分析機能は、さまざまなモバイルファーストサービスを通じてユーザーにデータを提供し、日本最大規模の量のデータを扱う LINE 社に役立てられています。今後も引き続き LINE 社のビジネスと、AI をはじめとするデータ分析の各領域を支援します。」以上

    Cloudera について

    Cloudera は、データの力によって、今日不可能なことを明日可能にできると考えています。あらゆる場所のデータから信頼性の高いエンタープライズ AI を生み出すよう促すことで、コストやリスクの削減、生産性の向上、ビジネスパフォーマンス達成の加速へと導きます。Cloudera のオープンデータレイクハウスは、データ管理の安全性とクラウドネイティブデータ分析のポータビリティを実現し、パブリッククラウドかプライベートクラウドかを問わず、あらゆるクラウド上のデータタイプ全ての管理と分析を支援します。ハイパースケーラーにも比肩する大量のデータを管理する Cloudera は、ほぼ全ての業種のリーディングカンパニーからデータパートナーとして選ばれています。Cloudera は、データの価値と未来についての指針を世界に示してきました。今後も、オープンソースコミュニティによるたゆみないイノベーションを原動力とする活発なエコシステムの牽引に力を注いでまいります。詳しくは https://jp.cloudera.com をご覧ください。

    Cloudera および関連するマークは、Cloudera, Inc. の商標または登録商標です。その他すべての会社名および製品名は、それぞれの所有者の商標です。

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    株式会社トレイントラックス(Cloudera 広報代理店)    担当:篠原、小牧

    Tel:03-5738-4177    Fax:03-5738-4178    E-mail:cloudera@traintracks.jp