Evolve logo オンデマンド配信 Evolve 2023 Tokyo|AI、データと分析の先進事例を紹介
  • Cloudera Cloudera
  • ――研究、開発、市販後のバリューチェーンを横断したデータ利活用に貢献――

    ビッグデータのシェアリングエコノミー実現を目指すCloudera株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:大澤 毅、以下 Cloudera)は本日、塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、

    代表取締役社長:手代木 功、以下 塩野義製薬)が、Clouderaのハイブリッド・データ・クラウドプラットフォーム、「Cloudera Data Platform」の利用を開始しましたことをお知らせいたします。

    塩野義製薬が同プラットフォームを活用する目的は、データエンジニアの基幹システムとして、コンプライアンスを遵守しながらデータ管理を実現すること、並びに、データサイエンティストと業務担当者がニーズに基づき自社の研究、開発、市販後のバリューチェーンを横断したデータ利活用の推進とデータ駆動型のイノベーションを実現することにあります。

    Clouderaは、塩野義製薬へ同プラットフォームの提供を昨年9月より開始しており、研究、開発、製造、営業、管理データ等の様々な部門の社内データに加え、オープンソースデータや商用データベースをデータウェアハウスとしてニーズドリブンで集約し、データの抽出・加工やメタデータ*の集中管理機能、データへのアクセスコントロールを制御するセキュリティ・ガバナンス機能、セキュアな環境を保持しながら、データへのアクセシビリティを向上させる”統合データプラットフォーム”を提供しています。

    *: メタデータ:本体であるデータに関する付帯情報が記載されたデータ。「データのためのデータ」とも称される。

    今回Cloudera Data Platform(CDP)が採用された主な理由として、以下のの3つが挙げられています。

    1. ソースデータは各基幹システム領域で管理し、CDPがデータの地図としてデータ利活用を促進するために、メタデータ・リネージを集約管理することで、どこに何のデータがあるか、加工履歴などのデータの概略を把握できる。

    2. ビッグデータの特性である4つのV(Volume (量)、Variety (多様性)、Velocity (スピード)、Veracity (正確性))に対応したCDPにより、ニーズドリブン、かつルールに則してデータを蓄積することで、解析担当者へのデータへのアクセシビリティを向上させ、仮説検証サイクルを加速させることができる。

    3. In-Database機能により、CDP内でデータ抽出と一次加工することにより、解析と思考のサイクル高速化を実現できる。

    また、実際のデータ活用事例として、市販後有効性、安全性調査に関するリサーチクエスチョン探索やPatient Journey評価などにおけるリアルワールドデータの活用、センシング技術を利用したソフトボール部応援プロジェクトなどのデバイス・センサーデータ、画像データ、音声データといった非構造化データの活用も進めておられます。

    今回のCDP採用に関し、塩野義製薬株式会社 データサイエンス部長 北西由武氏は以下のように述べています。

    「塩野義製薬では、組み合わせたデータや知識、すなわち“集合知”をニーズに応じて最大限に活用する“データ駆動型イノベーション”実現の為に、社内におけるデータリテラシーの向上・強化、さらにはデータエンジニアやデータサイエンティストの育成・活躍にも繋がる、セキュアに整理・管理された統合データベースが必須であると考えていました。それらを実現するために、構造化データや非構造化データといった社内外にある多種多様なデータを、プライバシー保護等のコンプライアンスを遵守しながら、ニーズに基づき集約・分析でき、大容量データを高速に分散処理し、BIツールや解析システムとシームレスに接続できる等、他システムと連携しやすい、といったポイントを評価し、従来のData Platform から、Cloudera Data Platformにアップグレードしました。」

    また、Clouderaの社長執行役員である大澤 毅は、次のように述べています。

    「今回、コロナに人類が打ち勝つための重要な側面において、新型コロナウイルス感染症克服に取り組む塩野義製薬様が、「データ駆動型イノベーション」実現の為、弊社のCDPをご採用いただいたことを大変ありがたく、また喜ばしく思っております。弊社のCDPは、オンプレなどのプライベート・クラウドのみならず、パブクリック・クラウドの両方にアプローチできる業界屈指のハイブリッド・データ・クラウドが実現できるプラットフォーマーとして、今後も塩野義様のデータ活用を通じた新薬上市の早期化など、まさにビジネス貢献型データドリブンビジネスをお手伝いさせて頂きたいと考えております。」

    塩野義製薬は、CDPを活用することでデータ駆動型イノベーションを促進し、仮説・検証サイクルを高速化し、活用事例の創出や製品価値最大化に繋げていくことを目指していきます。
     

    ■Clouderaについて

    Clouderaは、データの力によって、今日不可能なことを明日可能にできると考え、複雑なデータを明快かつ行動につながる洞察に変換できる力をお客様に提供します。Clouderaは、EdgeからAIまでの全ての場所における全てのデータに、エンタープライズ・データ・クラウドを提供します。絶え間ない革新を続けるオープンソース・コミュニティを原動力とするClouderaは、世界中の企業に対してデジタル変革を推進しています。詳細については、http://jp.cloudera.comをご覧ください。

    Clouderaに関する情報は、下記でご覧いただけます。
    ・Clouderaウェブサイト:http://jp.cloudera.com
    ・日本公式ブログ:https://blog.cloudera.jp/
    ・Twitter: https://twitter.com/clouderajp
    ・Facebook:https://www.facebook.com/clouderaJP

     

    【報道関係の方からのお問い合せ先】
    Cloudera株式会社  広報代理 共和ピーアール  担当:小野寺、前山、西村 

    E-mail:cloudera-pr@kyodo-pr.co.jp

    ※Clouderaとその他の関連する商標はCloudera Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名および製品名は一般に各社の商標です。