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  • 2016年7月29日

    Cloudera Navigator Optimizerにより、ワークロードをHadoopにオフロードする際の性能予測や、ピークパフォーマンスに向けたHadoopによるアクティブデータの最適化が可能に

    2016年7月21日 米国カルフォルニア州パロアルト発 - Apache Hadoopと最新のオープンソーステクノロジーをベースに、最高速で最も使いやすくセキュアなデータ管理と分析のためのプラットフォームを提供するClouderaは、本日、Cloudera Navigator Optimizerの一般公開とCloudera Enterprise 5.8の製品版リリースを発表しました。限定ベータ版のリリース以降、Navigator Optimizerは、分析データベースの先進化を目指すお客様や、主要なワークロードを予測通りにオフロードするために必要なインサイトを提供するHadoopによってデータウェアハウスソリューションの拡大を目指すお客様にとって、極めて有効なツールであることが証明されています。また、システム管理者は、Navigator Optimizerを使用することで、Hadoopデータモデルの使用状況を可視化しながら積極的な管理を行い、クエリパフォーマンスの最適化を図ることができます。一般公開が行われたことで、Cloudera Enterpriseの分析ワークロードの強化を望んでいたお客様は、この優れたツールの特長を活かしながらHadoopプロジェクトを成功に導くことができます。Cloudera Enterprise 5.8では、クラウドネイティブのハイパフォーマンスな分析のサポートや強力なSQL開発エクスペリエンスが追加され、これによりClouderaのHadoopプラットフォームは、最先端の分析データベースとしての大きな一歩を踏み出しました。

    Clouderaの製品担当バイスプレジデントであるCharles Zedlewskiは、次のように述べています。「Cloudera Enterprise をHadoopベースの分析データベースとして導入する形態は、大変ポピュラーなユースケースと言えます。Hive-on-SparkやImpalaなど最も優れたテクノロジーを集約したClouderaのプラットフォームは、ETLやBI、探索的データ分析などの分析ワークロードに対して、これまでとは全く異なる拡張性や柔軟性、そしてパフォーマンスを提供します。お客様がHadoopで効果的に成功を収められるよう、今回、他にはない新しいツールとしてCloudera Navigator Optimizerを提供できることを大変嬉しく思います。Navigator Optimizerは、Hadoopに対してワークロードをオフロードする際の開発コストを大幅に削減し、ピークパフォーマンスの最適化に必要となる可視化機能とガイダンスを提供します」

    Hadoopには、既存のエンタープライズデータウェアハウスを強力に補完するものとしての豊富な実績があり、既存システムの制約を緩和しつつ、新しいワークロードの導入を可能とします。さらに、ImpalaをインタラクティブSQLエンジンとしてClouderaプラットフォームで活用することで、従来の分析データベースを高いパフォーマンスと拡張性をもつものに変換し、より多くのデータから高速かつ柔軟にビジネス価値を引き出せるようになります。しかし、重要なワークロードをいつも簡単にHadoopにオフロードできるとは限りません。特に何百万ものクエリが混在するような場合は、非常に複雑となります。企業は、各システムで最も適切なワークロードを特定し、想定通りに進行することができるオフロード戦略を策定する必要があります。Cloudera Navigator Optimizerは、既存のSQLジョブを分析することで、Hadoopにオフロードすべき適切なワークロードを容易に決定し、リスクや開発コストに基づく包括的なオフロード戦略や、計画策定に必要となる分析やリスク評価の結果を提供します。

    一旦、Navigator OptimizerをHadoopと連携させると、Hadoopのワークロードの利用状況を可視化することが可能となるため、データベース管理者は、データモデルを積極的に管理しながら、要件変更に応じたモデルを推奨できるようになります。また、Apache HiveやApache Impala(Incubating)向けのビルトイン・ガイダンスによって、より迅速なデータの準備やBI、そして検索分析を実行することができます。

    Cloudera Enterprise 5.8では、最先端の分析データベースソリューションとして、以下のような機能向上が図られています:

    • クラウドネイティブなハイパフォーマンス分析: ImpalaがAmazon S3をサポートすることで、HiveとApache Sparkとともに、クラウド環境に保存されたデータを含む全てのデータから、即時に分析結果が得られるようになりました。
    • SQL開発エクスペリエンスの向上: SQL開発者は、利用可能なテーブルをオープンソースのHueインターフェースからquickviewsを使って容易に表示および検索できるようになりました。また、quickviewsを使うことで、自動補完型の提案機能を使って、迅速なクエリ設計が可能になったほか、クエリ実行前のデバックを即時にアシストして効率的なトラブルシューティングを実施できるようになりました。さらに、セキュリティを維持しながら、クエリや実行結果を他のユーザーやグループと共有できるような直接アクセス許可を設定できるようになりました。

    Cloudera Enterprise 5.8は、今すぐダウンロードが可能で、適切なライセンスをお持ちのユーザー様は、Cloudera Navigator Optimizerをoptimizer.cloudera.comから入手いただけます。またClouderaでは、Cloudera Enterpriseを分析データベースソリューションとして導入したいと考える企業の皆様のために、世界レベルのデータアナリストトレーニングをご用意しております。

    Cloudera Navigator Optimizerに関する追加情報

     

    Cloudera 5.8に関する追加情報