クラウド環境に最適化された機械学習と分析向けの最先端のプラットフォームを提供するCloudera株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:中村共喜、NYSE:CLDR、以下 Cloudera)は本日、東芝メモリ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:成毛康雄、以下 東芝メモリ)がClouderaの最先端のデータ統合基盤である「Cloudera Enterprise」を導入し、数ペタバイトにもおよぶ半導体製造装置のセンサーデータやテストデータを一元管理し、検索、加工にかかる時間を大幅に短縮したことを発表しました。また、東芝メモリが開発したAIおよび機械学習のアルゴリズムにより、解析と判断を自動化することで、解析に必要なデータを全てのウェハーから取得することが可能となり、不良要因の特定スピードを大幅に短縮し、従来では発見に時間がかかっていたような小さな問題を製造プロセスの初期段階で発見することが可能になりました。

半導体業界においては、わずか1パーセントの歩留まり向上が大幅な収益の改善をもたらす可能性があります。東芝メモリではビジネス収益の改善策の一環として製造コストの削減に取り組んでおり、その中で歩留まりの向上が求められていました。そのためには、不良要因を迅速かつ高精度に特定しなくてはなりません。同社では、工場が拡大し、製品が複雑化したことでデータの量と種類が増加しており、不良要因を特定するためには、数百からなる半導体の製造工程で生成される膨大な装置のセンサーデータ、計測データ、検査画像、電気的テストデータなどの数百万パラメータを超えるデータ処理を行う必要がありました。しかし、当初はデータがサイロ化しており、データの検索および結合に時間がかかり、従来のシステムでは迅速なデータ解析ができていませんでした。

そこで、東芝メモリはClouderaを導入してデータ解析基盤をプラットフォーム化し、膨大なデータを一元化しました。数年レベルに及ぶ過去データの保存と活用が可能となり、Clouderaは、スキーマを必要とせず、ダイナミックにカラムを追加できるので、多種多様なデータを取り扱うことに大きく貢献しました。また、データ検索、加工にかかっていた時間も数時間から数分レベルへ短縮され、分析のためのサンプリングデータの取得対象を全てのウェハーに拡大しました。さらに、分散データストアであるHBaseとSpark上に、東芝メモリがAIおよび機械学習のアルゴリズムを構築し、解析と判断を自動化することで、従来では発見に時間がかかっていた小さな問題の早期発見が可能となり、不良要因の特定時間を短縮しました。

同社の取り組みと成果は世界でも評価され、100件を超えるエントリーがあったCloudera主催の第6回「Data Impact Awards」のBusiness Impact部門Connect Products and Servicesを、日本企業として初めて受賞しました。本アワードは、Cloudera を導入し、テクノロジー、科学、健康、ライフスタイル、コミュニティなど幅広い業界において、革新的な影響を与えている先進的な組織を表彰します。

東芝メモリ株式会社 デジタルプロセスイノベーションセンター参事の森永裕之氏は、次のように述べています。「今回Clouderaを導入したことで、弊社のビジネスに大きな影響を与える歩留まりが早期に向上できたことを大変嬉しく思います。これにより収益向上に貢献できただけでなく、製品品質が向上し、お客様に高品質な製品を提供できるようになりました。今後は、人間の判断結果やナレッジデータを一元化し、製造装置と人を包括的に最適化しAI化していく考えです。」

Cloudera「Data Impact Awards」について

Cloudera を導入し、テクノロジー、科学、健康、ライフスタイル、コミュニティなど幅広い業界において、革新的な影響を与えている先進的な組織を表彰します。本アワードでは、3つのテーマから9つのカテゴリに分類し、Clouderaプラットフォームにおいて業績を達成した組織を表彰します。今年の授賞式と発表は、ニューヨークで9月に開催されたStrata Data Conferenceにおいて行われました。詳細については、こちらをご覧ください。

■Clouderaについて

Clouderaは、データの力によって、今日不可能なことを明日可能にできると考え、明確でかつ行動につながるインサイトを複雑なデータの中から得ようとする企業を支援し、クラウドに最適化された機械学習および高度な分析のための最先端のプラットフォームを提供します。Clouderaは最も困難なビジネス上の課題を解決する際のパートナーとして世界中の大企業から信頼を得ています。詳細については、

http://jp.cloudera.comをご覧ください。

Clouderaに関する情報は、下記でご覧いただけます

・Clouderaウェブサイト:http://jp.cloudera.com
・日本公式ブログ:https://blog.cloudera.co.jp/
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